あっ!もしかして鼻アレルギー?!
鼻アレルギーに関する記事を「せせらぎタウン4月号」に掲載しました。以下に抜粋いたします。
雪解けを迎えあちこちの草木が花をつける時期になると花粉症のシーズンが到来します。発作性のくしゃみ、鼻水、鼻づまりを主な症状とし、目のかゆみなども加わります。花粉症の原因としては2月から4月にかけて本州で猛威を振るうスギが有名で、ほかに初夏のイネ科(カモガヤ、オオアワガエリ)、秋のキク科(ヨモギ)などがあります。北海道では4-5月のシラカンバとイネ科花粉が主です。また、シラカンバ花粉症患者はリンゴやメロンなどの果物を食べると口がかゆくなる口腔アレルギー症候群の併発が多いことも有名です。
鼻アレルギーの治療は四つに大別されます。第一は抗原除去で、ダニが抗原の場合には絨毯やソファを取り除いたりこまめに換気することで、ダニが成育しにくい環境を作ることが重要です。第二の治療法は抗ヒスタミン薬、局所ステロイド薬などの種々の薬を用いる方法で、治療の柱です。最近では眠気などの副作用の少ない薬が多く開発されています。第三の方法には減感作療法があります。抗原エキスを少しずつ増しながら長期間注射することで人工的に免疫を作る方法で、日本では主にハウスダストのアレルギーに対しおこないます。これらの治療でも鼻づまりが治らない時には手術もおこなわれます。
もしも、春から夏にかけてくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状があらわれたり、毎年春先に鼻風邪をひく、あるいは果物で口がかゆくなる方は耳鼻咽喉科専門医にご相談ください。
[ 更新:2009-04-10 10:12:20 ]